デジタルマーケティング

デジタルマーケティング戦略立案

企業、塾、予備校など民間企業から教育事業者向けにビジネスモデルや要件に合わせてマーケティングのプランニングから運用まで一気通貫でご提案可能です。

無計画なデジタルマーケティング導入は失敗する

個人法人問わずインターネットを利用するのが当たり前の今、インターネットを活用したデジタルマーケティングも一般的になってきました。かつて検索エンジンの検索結果に表示するリスティング広告や、Webサイトに掲載する純広告やディスプレイ広告などは、情報商材やECサイトを手掛けるインターネット企業が中心でした。しかし今や業界問わずオンラインでの広告宣伝活動を行っています。まだデジタルマーケティングを導入していない企業は遅かれ早かれ営業活動は縮小していくでしょう。 デジタルマーケティングが普及する中で、関連するツールや手法も常に新しいものが生まれています。YouTubeが流行ればYouTube広告の制作・運用の法人サービスが誕生し、TikTokが流行ればTikTokマーケティングのコンサルや代行のサービスが生まれます。 加速度的に変化するデジタル社会においてトレンドを押さえることは大切ですが、一方で「手段の目的化」も散見されます。つまり「流行りのSNS広告をとりあえず導入しよう」といった行動です。 デジタルマーケティングはあくまで目的でなく、事業目標や営業目標を達成するための一手段に過ぎません。トレンドの手法に目を奪われ無計画に導入することは、時間とコストを浪費してしまうことにつながります。数あるデジタルマーケティング施策を適切に組み合わせ、運用・改善していくためには、初期の戦略立案を欠かすことができません。

メンバーの目線と認識を合わせるために

デジタルマーケティングの戦略立案を行うことで、メンバーの認識を統一し、効率的な施策の実行と改善を図ることができます。 例えば、デジタルマーケティング戦略立案のひとつにターゲットの設計があります。ターゲットを設計しないとどうなるでしょうか。「YouTube広告で20代のユーザーを集客しよう」といった場合に、広告を制作するデザイナー、指示するディレクター、配信を行うプランナー、責任を持つマネージャー、といったチームメンバーの頭に浮かぶ「20代のユーザー」はきっと人それぞれに異なります。「都内に住む20代の男性エンジニア」を想定する人もいれば、「地方でリモートワークする20代の女性デザイナー」を想定する人もいるかもしれません。このような状態では、制作する広告における議論はまとまりがなくなり、運用フェーズに入っても適切な振り返りを行えず、改善につなげることはできません。 上の例は極端ではありますが、似たようなことが「戦略立案なし」の現場、または「中途半端な戦略立案しかしていない」現場では必ず起こります。戦略立案は、時間も労力もかかる地味な作業です。それゆえおろそかにしてしまう企業も少なくありませんが、戦略なくして成功はありえません。 デジタルマーケティングに取り組むメンバーの目線を合わせ、生産性高く実行し、中長期的に成功させていくために初期のデジタルマーケティング戦略立案は抜かりなく行いましょう。

ターゲット、カスタマージャーニーマップの設計

デジタルマーケティングの戦略立案では、まず事業目標や営業目標、現状の課題などをヒアリング。その内容に応じて、中長期のマーケティング戦略を立案します。 具体的にはまずターゲットの設計を行います。過去のデータ分析や市場分析をもとに狙うべきターゲット顧客を定めます。年齢・性別・職種といったレベルから、性格・年収・思考・行動など詳細な情報まで、必要に応じて設計することが可能です。具体的な人物像(ペルソナ)を設計することもできます。 ターゲットの設計が完了したら、認知・興味・検討・購入といったフェーズごとにターゲットの行動や思考、サービスとのタッチポイントなどをまとめた「カスタマージャーニーマップ」を設計します。 ちなみに初期に設定したターゲットやカスタマージャーニーマップは必ずしも正解とは限りません。むしろ定期的に見直し、改善していくことが一般的です。もともと想定していたことと異なる結果が生じることは当然であり、デジタルマーケティングでもPDCAは欠かせません。 またクライアントによってはターゲットやカスタマージャーニーマップ以前に、「目的や課題が明確でない」ケースや、「時代の変化に取り残されないためという焦りから依頼する」ケースなどもあります。そのような場合は、事業の現状分析やワークショップなどを通じて、目的や課題、デジタルマーケティングの必要性などの整理からサポート可能です。

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