クリエイティブ制作
大量のコンテンツを最新の状態に保ち続けたり、新しいコンテンツを日々追加する必要があるサイトを問題なく運用・保守できるサイト構成・体制をご提案いたします。
インターネットが普及し、インフラ環境も整ってきたことで、デジタルコンテンツの需要は年々上昇しています。1人1台スマホを持つ時代でモバイルファーストが叫ばれるほど、ユーザーの行動はスマートフォンやタブレットなどの携帯型デバイスが中心となっています。 このような情勢において、もはやIT企業だけでなくあらゆる業界がインターネットを利用して事業を展開するようになってきています。デジタルトランスフォーメーション（DX）という言葉も普及しているように、従来のアナログな事業や業務が次々にデジタルへと移行しています。 デジタル全盛の時代において、大量のコンテンツを集約しているサイトや、豊富な商品が掲載されているECサイトなどの需要も伸びてきています。このようなサイトは大規模サイトと呼ばれています。 大規模サイトは、コンテンツの量や種類を豊富に揃えることで、多くのユーザーを集客できることがメリットです。比較的ドメインパワーも強くなり、検索結果の上位表示も獲得しやすくなります。 一方で、大量のコンテンツを最新の状態に保ち続けたり、新しいコンテンツを日々追加する必要があることは、デメリットでもあります。運営体制や予算が小規模な場合、維持管理が困難を極めるでしょう。
大規模サイトとは、ページ数やコンテンツ量が多いサイトのことです。GoogleやYahoo! JAPANといった「ポータルサイト」、楽天やAmazonといった「ECサイト」、日経電子版や朝日新聞デジタルといった「ニュースサイト」などが当てはまります。 大規模サイトの運用には、コンテンツを制作するメンバー、サイトを運用・保守するメンバーなどまとまった人数が必要になります。大手企業では、業務を部署ごとに分散しているケースもあります。メンバー間の意思統一をはかり、ルールやマニュアルにもとづいて、円滑に運営することが求められます。 大規模サイトは、ユーザーを飽きさせないためにコンテンツを多様化させたり、新たな魅力を打ち出したりするために、動的なページやコンテンツを含むケースが多々あります。しかし、動的なページは静的ページと比較するとサーバの負荷が大きくなるため、サイトの表示速度が遅くなってしまいかねません。ただでさえサイト自体が大規模なので、いかに軽量化し、負荷を分散させるかが肝になってきます。サイトの表示速度が遅くなると、ユーザーの離脱率が上がったり、検索エンジンの評価が下がったりする恐れがあります。 大規模サイトは様々なシステムやプラグインを導入したり、外部サービスと連携させているケースが多々あります。サイトのスピードや利便性・安定性に必要なため導入されていますが、サイトの改修やリニューアルを行う際には障壁となることもしばしばあります。サービスをダウンをさせずに、一定の機能制限やアクセス制限を設けながらの改修作業は、大工場です。日頃の雑多なメンテナンスといった運用・保守だけでなく、数年おきに必要になるであろう改修作業を見越して、体制を組んでおくことが求められます。
大規模サイト制作ではまず目的やゴールを明確にします。商品を購入してもらいたいのか、会員登録をしてもらいたいのか、問い合わせ数や資料ダウンロード数を増やしたいのか、といったゴールによってサイトの方向性は大きく左右されます。なぜ大規模サイトを立ち上げる必要があるのか、他の事業とどう連携していくのかなど、目的やゴールを具体的に明文化し、プロジェクトメンバーで共有するところから始めます。 目的が定まったら、ターゲットやペルソナを決めます。ターゲットを曖昧にしたまま運用を開始してしまうと、プロジェクトメンバーの目線を合わせることができず、制作するコンテンツもブレてしまいます。「誰に伝えるのか」を可能な限り、詳細かつ具体的に設定することで、コンテンツのテーマは明確になり、コンテンツの訴求力も強くなっていきます。 ターゲットやコンテンツの方向性が定まったら、大規模サイトを構築していきます。一般的に大規模サイトには、コンテンツを管理するシステム「CMS」を導入します。最も使われているCMSは「WordPress」です。無料で利用でき、テンプレートやプラグインの種類が豊富で、拡張性の高さも優れています。 CMSを導入せずに、無料のWebサービス等を利用している企業も少なくありませんが、あくまで他社が運営しているため突然閉鎖したり、予期せぬサーバダウンが起こったりと、アンコントローラブルなトラブルが起きてしまうデメリットがあります。大規模サイトにとってサイトが見れない状態になることは致命的ですので、この点は看過できません。 大規模サイトを構築したら、テストを行い、リリースします。運用中にテストでは表れなかったトラブルや、CMSのアップデートにともなう不具合等も往々にして起こるため、運用・保守は欠かせません。
Edv Futureには、大規模サイトに精通したメンバーが揃っています。様々な業界のクライントを支援して積み重ねてきた知見と、最新のトレンドに基づき、一気通貫の大規模サイト制作を行います。<.p>